インフォメーション
2022-10-13 19:16:00
まず自分!そして自分と誰かの未来のために‥
日本の文化には自分よりも周りの人のことを考えて行動するようにという価値観があるような気がします。幼少期からの通知表にも「自分の考えで行動する」というような内容より「周りの人に迷惑をかけないように行動する」というような項目の方が多かった気がします。
周りを優先しすぎて自分の意思で動けなくなる人がいます。結果として自分の考えや気持ちは置き去りになり我慢の連続の人間関係を自ら築いていることになります。
神経をすり減らしている状況で誰かのために何かできるエネルギーが残っているでしょうか。誰かの力になる前に自分のエネルギーをためる。そのためには自分の意思で行動を決めること。例えば仕事を続けるも辞めるも自分の意思で決めることができればそのあとの選択も自分次第。かなり楽になります。
まず自分。そしてもし余力があれば自分の未来と誰かのために。自分最優先でエネルギーをためることが結果として誰かのためになる。もちろん誰か苦しくなるような行動の選択は修正が必要ですね。自分を優先することが苦手な日本の文化を生き抜くためには「目指せ一匹狼!」かっこいい狼の着ぐるみをきているイメージで過ごしてみましょう。着ぐるみが必要な時はいつでもエアー着ぐるみを進呈します(^^)
2022-10-12 12:51:00
遠隔サポートのメリットと難しさ
最近、遠隔サポートに関するご相談をよくいただきます。全国様々な場所で困っている状況があれば何か力になれたらという気持ちを抱きながら子どもたちに向き合われている支援職仲間がたくさんいてくださることにとても元気をいただきます。
遠隔サポートの良さは場所や時間を問わず相談や学習したいときに主体的にアプローチできるという部分です。自らサポートの形を選べることで心理的負担がかなり減ります。対面の場合、人間という刺激の強さは避けて通れません。人間自体がストレスと感じる人にとって対面せずに相談できるシステムは世界が開けていく感じと表現される方もいます。これまで自分の中でためてこられた方が伝える手段ができたことで一気に心が開放された感じになり豊かな力を発揮しやすい状況が生まれます。対面を極度に拒まれていた方が遠隔サポートから対面を希望される勇気もたまっていきます。その過程に日々驚かされます。
難しさとしては文字でのやりとりの場合、相手の状況(体調や表情、間合い等)がなかなかわかり辛いため一方向的なコミュニケーションになりやすいことがあります。対面であればお会いした時の表情、顔色、声のトーン、お話しされた後部屋を出られる様子等、言葉以外の部分で様々な情報を得ることができます。まさに息遣いを感じる部分でもあります。遠隔サポートの場合、ある程度の関係性がベースになければ難しくなります。じっくり時間をかけて関係性を文字で構築していく。難しいですが、とてもやり甲斐も感じます。相手のニーズがそこにあるのであれば一緒に取り組む機会が生まれるからです。複数の支援職で応援していくこともできます。
Zoomの場合、緊張しやすい方や聴き取りが苦手な方は不得手かもしれません。慣れた相手なら聞き返すこともできますが初対面の人に聞き返すことはハードルが高くなります。そういう場合はチャット等を併用すると効果的ですね。
いずれにしても一長一短、完璧でないが故に更に知恵を絞りよりよい形を模索する過程がうまれます。何事もベストよりもちょこっとベターくらいの方がプレッシャーも減るのかもしれません。大切なことは支援の形を押しつけることなく必要とされた時に選択肢の1つであること。どう選びどう決断していくか、子どもも大人も自らが判断できることが何よりもの心の開放に繋がります。
誰かと接する時に選択肢を増やして相手に選んでいただくこと。選ぶのが苦手な方には少ない選択肢をご提示すること。それだけでも対人関係のストレスはかなり軽減できるかもしれません。今もこれからも答えのない形を様々な角度からのご意見もいただきながら少しでもよりベターな方向に皆で築いていければ嬉しいです(^^)
2022-10-11 12:01:00
ここから
物事がうまくいくときといかないとき。うまくいかない時は色々なことが重なりエネルギーを奪われやすくなります。
心身不調になりやすい時はおおよそ色々重なった時です。一つのストレス要因で強い不調が出ることはあまりない印象をうけます。特に「気持ちを言語化できない」という要因が重なっている場合が少なくありません。言語化の代わりにストレスを身体の外に出す方法があれば大丈夫です。溢れそうになったら身体や行動にストレスサインが出始めます。身体や行動が自分の代わりに色々しゃべる感じです。貧乏ゆすりやチック症もそう。サインが出たらしっかり身体からの声を聞いてあげること。サインを無視し続けると更に大きなサインへと移行します。
普段表れないサインが出始めたら「自分のできる範囲に再調整する」よかチャンスです。立ち止まったり軌道修正したりできたからこそ出会える人や役割に辿り着くこともあります。「ここからここから」今日が人生で一番若い日です。サインが出たあなたには必ず頑張り貯金があるはず。再調整して自分が苦しくなりすぎない選択をしましょう。再調整できるのは上司でも家族でもない。あなただけです(^^)
2022-10-09 19:27:00
A先生の優しさに深い学びを得たメンバーたち
先日ある市町村にピアサポートメンバー二人と伺いました。また具体的な部分は詳細が決まり次第当ルームHPにてご紹介してまいります。
甚大な被害を受けた地域、A先生にとって大切な場所をご案内いただきました。子どもたちや先生方が日々過ごされていた場所の思い出が脳裏に焼き付いています。A先生にとってはご家庭と同じように大切な場所。想いをこめてお話しして下さるお姿にこれまでどのような思いで復興に向けての陣頭指揮をとられお身体も酷使されながら地域全体のためにご尽力されてこられたのか、幾度もこのようなご説明を重ねてこられる度に大切な思い出と向きあってこられたのかと思うと胸がぎゅっとなり言葉になりませんでした。改めて私たち一人ひとりに何ができるのか目の当たりにしたその厳しい状況から問われている気がしました。
今回A先生からのご説明を伺う機会に参加したピアサポートメンバーの二人は普段はとても控え目ですが、この日は自らスケジュールを調整して初めてお会いしたA先生に主体的に質問していました。A先生のいつどなたにお会いされても温かく受入れて下さるそのお姿にメンバー二人も安心をいただきそして今回いただいたご縁に非常に感謝しておりました。メンバー二人各々人柄も強みも素晴らしい人間性の持ち主です。A先生の地域全体を優しく包みこまれるお考えやお人柄に触れる機会をいただいたことはメンバーにとってもかけがえない時間となったようです。メンバーが勇気を出して行動したこと、A先生が温かく包んでくださったことに感謝ばかりです。
もし1つひとつ違う選択をしてきたら出会わなかった今回のご縁。勇気を出して選んだ道の先にはよかご縁がありますね。見えない未来を恐れて新しい選択をしなければA先生との素敵な出会いはなかった。そう思うと今自分がどうしたいのか、それが一番の答えかもしれません。もちろん進むためにはエネルギーが必要です。何でも進むのがよか選択ともいえません。ただ迷った時はやってみると人生が開けていく感覚は当ルームのメンバーの勇気ある行動が教えてくれている気がします。
人生長いように感じる方もいるかもしれませんが一生の中で出会える人はとても限られています。出会えてよかった。そう思える人との出会いを重ねていける人生でありたいですね(^^)メンバーの勇気あるたくましい姿と包んでくださったA先生に深く学びをいただいた一日となりました。今後予定している応援プロジェクトでまた新しいご縁が重なることを今から心待ちにしております。ちなみに先日学校の先生方はスーパーマンというテーマで綴りましたが、A先生は地域や私どもにとってスペシャルスーパーマン、皆信頼を寄せる大好きな先生です!
2022-10-07 21:22:00
学校の先生方はスーパーマン
私は小学校の時にとても学校が楽しくなった経験があります。その一年前に転校した学校で方言をからかわれたり口をきいてもらえなかったりで学校に行くのがとても辛くなりました。当時は父が単身赴任で母一人で家庭を一生懸命支えてくれていたのが子どもながらによくわかり学校での出来事は話せないままでした。
苦しい一年を経て新しい学年では苦しい気持ちを癒やしてくれる素晴らしい先生や友人と出会う機会をいただきました。苦しみが深かった分喜びや安心は2倍にも3倍にもなりました。担任の先生は「みんなで遊ぶ日」をみんなに提案して下さり休み時間に遊ぶ人がいなくてトイレにこもって時間が過ぎるまで天井を見つめていた自分にとって一緒に遊ぶ友達がいるのは本当に嬉しい時間でした。輪作りを大切に学級経営をして下さったお蔭でグループを越えるチームワークがクラス全体にあり新しい企画にどんどんみんなで挑戦していきました。もしあの時にその先生に出会っていなければ暗闇の続く人生になっていたかもしれません。
勉強を教え、クラスの子どもたちの人間関係にも気を配り、気になる子どもの対応をして保護者の相談にものって下さり、具合が悪い時は自宅まで送ってくださる先生の姿は私にとってスーパーマンでした。今も色々な学校に伺うと同様にフル回転されながら日々模索されながら一生懸命子どもたちに向き合われる先生方のお姿に深い感銘を受けます。先生方が安心して子どもたちに向き合っていただくためにも役割分担で様々な方面からの応援が必要です。来実は先生方の日々の安心も一緒に応援できる存在でありたいと願います。