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2021-09-28 21:33:00
第1回 来実ーティング
心理応援スタッフ+ピアサポートメンバーで初めてのミーティング(名付けて来実ーティング)をしました。
メンバーも各々離れた場所で様々な暮らしをしております。繋がったこと自体が奇跡的です。
自分の経験を活かし心理士を目指すために編入学して学ぶ植物と創作をこよなく愛するAさん
丁寧さと責任感の強さで物事も人も人一倍大切にできる「努力できることが才能」がぴったりのBさん
頭の回転の速さと穏やかな口調が魅力的。ご家族に温かい料理もふるまわれる紳士的なCさん
本と創作と嵐が大好き。旅行の時は友人に手作りのガイドブックまで作成してあげる魅力満載のDさん
一つひとつの物事の流れ、丁寧な段取りと相手への気遣い溢れる愛情深いEさん
私の人生の心の友。たくさんの方々のピンチを支えてくれた遠く広島からの心強い応援者Fさん
6人のメンバーに共通していること
①言葉で繋がる力に長けている(言語理解能力)
②心の感度が高い
③相手を大切にできる丁寧さ
来実の子どもたちをこのスペシャルなピアサポートメンバーが支えてくれます。一人ひとりの勇気がなければ出会わなかったメンバーばかり。感謝ばかりです。来実スタッフが自信をもって子どもたちにお繋ぎしてまいります。子どもから大人まで「困った時に困った」と言える、力を借りれる関係性を構築していきます。
これから2つのチームに分かれて繋がりのサポートと学習のサポート双方から子どもたちをフォローしていく予定です。子どもから大人までのとまり木の場所、来実を大切に皆で築いていきます。応援していただければ嬉しいです。
2021-09-28 06:39:00
「自分の役割」に気づき今できることをやる
よくご相談の中で多いのが「自分に何が向くのかわからない」というお仕事に関する相談です。
自分の好きなこと、関心があることを仕事にしている人はきっとあまりそう多くない現状があると思われます。生活のため、家族のためにきつい思いをこらえて仕事されている方々も少なくないと思います。
例えば自分に向くか向かないかで仕事を選ぶとすると、まず何をもって向くのか、向かないのか、向くか向かないを誰が決めるのか‥適性検査等で傾向はわかりますが、向くと思って決めたその職場がどのような環境かまではわかりません。
結局、自分の選んだ道でどのような環境かを確かめていきながら継続できるかできないか、自分の判断になります。
自分に何が向くのかを考え続けることにエネルギーを費やしてきつくなられている場合は「今の自分に何ができるか」を検討されてみられたらよかと思います。きっと各々自分にしかできない家庭での、職場での役割がある。一人ひとり別々の環境で過ごし様々な時間の重ね方で今の自分まで辿り着いた方々ばかりです。まずは今までの自分に「色々あったけどよう今日まで頑張ってきたなあ」と日々労いの言葉をかけてあげられる自分でありたいものですね。
そして自分の言動を振り返りすぎて職場で苦しくなる方はできれば誰かのためにできることを探す対人援助職がもしかすると一つの選択肢になるかもしれません。自分の気づく力、考える力を自らに向き合いすぎて苦しい人はその力を誰かのために活かせるようになると自分も相手も元気がたまりやすくなります。
今サポートメンバーは「自分の力を誰かのために活かす」取り組みを始めています。サポートメンバーの関わりの中で子どもたちがどんどん元気になって主体性を回復していく姿に日々スタッフとして感動します。サポートメンバーはまさに今「自分にしかできない役割」に気づきつつある。その真摯な取り組みに一緒に子どもサポートができる喜びを感じる毎日です。
2021-09-24 06:32:00
ピアサポートメンバーの連携
「ピア」とは仲間、同輩など同じような立場の関係、ピアサポートとは仲間同士、同じような経験を重ねた者同士の関係性を活かして皆で繋がりの中でテーマを乗り越えたり緩和していくことを目指します。
今回、来実に賛同して応援して下さる方々は皆同じ気持ちを共有できる仲間だと思ってます。また賛同されない方がいらしても違う形で一緒に子ども支援をすることには変わりはありません。支援の形に答えはありませんので大切なことは子どもたちやご家族が必要とする支援を選択される判断力になってくると思います。たくさんの情報から何を選び何を決めるかは自分次第です。
今回の私どもの試みに賛同して下さった方々の中で自分の経験を子どもたちのために何か少しでも活かしたいとピアサポートメンバーを目指して下さっている方々が複数名いらっしゃります。私どもが自信をもって子どもたちにお繋ぎできる方々ばかりです。ピアサポートメンバーと当ルームスタッフで定期的に打ち合わせや情報共有をしながら、スタッフがピアサポートメンバーやご家族を支え、ピアサポートメンバーがスタッフと連携して子どもたちをサポートしていく、サポートのリレーの輪が繋がっていくイメージです。来実を卒業した子どもたちがその輪に加わりたい時にはいつでもwelcomeで迎えてあげられるような安心できるサポートシステムを構築していければと思います。
ラインもフェイスブックもチャットも何もかも新鮮すぎる私どもにとっては新しいことの連続で疲れないといえば嘘になりますが、それ以上に子どもたちやご家族が安心されるご様子からいただく喜びがあります。このような機会を私どもにいただけることに心から感謝しながらまた今日も一緒にぼちぼちいきましょう〜!
2021-09-23 04:36:00
人吉市の子ども支援の形 パート2
先日、人吉市の子ども支援において素晴らしい先生方が数多くいらっしゃり益々充実の方向にあることをお伝えしました。
ご紹介できなかった私たち支援職の大切な連携機関に人吉市にある適応指導教室「かがやき教室」があります。
現在お二人の女性の先生方が対応して下さっています。とても穏和なお人柄素晴らしいご経験豊富な先生方で利用された子どもさんたちや保護者からも安心して利用されているとよく伺います。
人吉市内の各学校内に相談室や学習ルーム、別室等を設けられて登校が不安であったり集団に入れず不安を抱える子どもさんたちの安心感を増やす取り組みをされています。各学校での取り組みは年々充実していて学校独自の取り組みと人吉市の子育て相談員の先生方のコラボレーションの支援の中でどんどん元気をためていく子どもたちもいます。
学校という場所に強い緊張や不安を感じる子どもさん、学校内の別室へ通うことが難しい子どもさんには私どもはまずかがやき教室をお勧めします。学校に登校する前の心と身体と学習習慣等、様々な多面的な準備をお二人の先生方が優しく心を包んで下さりながら支えて下さります。
これまでかがやき教室を利用したたくさんの子どもたちが学校の別室に復帰し、復帰したあと別室で後輩を支え自信を増していく姿がありました。「安心して人と繋がる」体験、「苦しいことを誰かに伝える」スキルを身につけた子どもたちの姿からかがやき教室のお二人の先生方の日々のご対応の丁寧さと温かさが伝わりいつも感謝ばかりです。子どもたちに笑顔が戻るとこんなに嬉しいことはありません。
今回の来実での取り組みは、「自宅以外の場所で人と過ごす」ことがまだ難しく子どもがかがやき教室を利用するまでの準備にまだ時間がかかる場合の様々な準備を重ねていく機会としての新たな取り組みとなります。外出不安を抱える子どもたちにとっては一つひとつにエネルギーをつかうことが少なくなく日々の安心や学習等に辿りつかず終日不安を抱えることも少なくありません。その子どもたちに安心の繋がりや学びの機会を少しでも提供しつつご家庭と支援職で連携して取り組み、子どもの気持ちや状態が整えば少しずつかがやき教室や学校の別室にお繋ぎしていけるように応援してまいりたいと思います。
人吉市内にお住まいの子どもさんで不登校で悩まれていて学校以外の場所であれば安心して勉強できそうな状態であれば人吉市内にはかがやき教室という素晴らしい適応指導教室がありますので学校や市教委にご相談いただき一度ご見学に行かれてみられると子どもさんも安心されると思います。是非ご検討されてみて下さいね!
2021-09-20 17:13:00
来実での面談や体験学習をご希望の皆様へ
現在、学校等での面談が不安な子どもたちや保護者様の面談や体験学習にぶけぐらを利用させていただいています。ぶけぐらはとても静かな環境にありますので不安の強い子どもたちも安心してきてくれています。
様々な体制が整うまでは状況を見ながら対応していくことになりますが、コロナの状況も考慮してできるだけオンラインシステムをフル活用して対応してまいります。
学校や学習から長く離れていた子どもたちにとっては学習の習慣を身につけるまでが大変でモチベーションがなければ習慣化していくことは難しいです。そこで当ルームでは繋がりの中で主体的に学習へと繋げていくことを試みます。学習というと座学の勉強をイメージしますが感性の豊かな子どもたちにはやってみたい活動が他にたくさんあるようです。やりたいことを通じて当ルームピアサポーターと子どもたちが繋がり一緒に少しずつ他の学習にも繋げていければと思います。
子どもたちに最初の段階でやってみたいことを確認します。その希望をもとに長期目標を一緒に決めて具体的にできそうな短期目標から取り組んでいきます。今大学生のサポートメンバーとのやりとりの中で関係性を深めながらエネルギーをためて少しずつオンラインですららを活用して一緒に学習する方向で頑張っていこうとしている子どもがいます。「不安なことは一緒に乗り越える」二人のやりとりからは周囲が元気をいただいています。
すららのチャット機能は周囲でも見守れる形になっているため子どもたちが安心できる距離感で利用できるメリットがあります。見守りながらどんどん新しいことにもチャレンジしてみたい気持ちを応援できればと思います。
文字を介したやりとりは経験を重ねた支援職でもかなり難しく感じると言われます。ただこのやりとりで誰かの力になれる経験を支援職を目指す方々や来実の子どもたちが重ねてくれたら未来は少しずつ開いていく、そんな予感がします。来実では体験学習→ピアサポートメンバーとの関係性構築→長期目標(その子だけの支援プログラム)→ピアサポートメンバーによるオンラインシステムでの5教科の家庭学習+ソーシャルスキルトレーニング的継続的サポート→安心を増やしていく‥形で考えています。
メニュー→カレンダーに来実をご利用できる日を記載してあります。面談等や体験学習は来実マークのついている日の18時〜20時までに対応する予定です。ご希望の際はホームページの問い合わせもしくは当ルームのメールアドレスまでご連絡いただければありがたいです😺