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2021-09-28 06:39:00

「自分の役割」に気づき今できることをやる

よくご相談の中で多いのが「自分に何が向くのかわからない」というお仕事に関する相談です。

 

自分の好きなこと、関心があることを仕事にしている人はきっとあまりそう多くない現状があると思われます。生活のため、家族のためにきつい思いをこらえて仕事されている方々も少なくないと思います。

 

 

例えば自分に向くか向かないかで仕事を選ぶとすると、まず何をもって向くのか、向かないのか、向くか向かないを誰が決めるのか‥適性検査等で傾向はわかりますが、向くと思って決めたその職場がどのような環境かまではわかりません。

 

 

結局、自分の選んだ道でどのような環境かを確かめていきながら継続できるかできないか、自分の判断になります。

 

 

自分に何が向くのかを考え続けることにエネルギーを費やしてきつくなられている場合は「今の自分に何ができるか」を検討されてみられたらよかと思います。きっと各々自分にしかできない家庭での、職場での役割がある。一人ひとり別々の環境で過ごし様々な時間の重ね方で今の自分まで辿り着いた方々ばかりです。まずは今までの自分に「色々あったけどよう今日まで頑張ってきたなあ」と日々労いの言葉をかけてあげられる自分でありたいものですね。

 

そして自分の言動を振り返りすぎて職場で苦しくなる方はできれば誰かのためにできることを探す対人援助職がもしかすると一つの選択肢になるかもしれません。自分の気づく力、考える力を自らに向き合いすぎて苦しい人はその力を誰かのために活かせるようになると自分も相手も元気がたまりやすくなります。

 

 

今サポートメンバーは「自分の力を誰かのために活かす」取り組みを始めています。サポートメンバーの関わりの中で子どもたちがどんどん元気になって主体性を回復していく姿に日々スタッフとして感動します。サポートメンバーはまさに今「自分にしかできない役割」に気づきつつある。その真摯な取り組みに一緒に子どもサポートができる喜びを感じる毎日です。