インフォメーション

2023-03-01 12:21:00

気がつけば10年!

私たち来実スタッフが出会ってから3月で10年程になります。

 

支援職は仕事のスタイルによっては孤独感を感じながら仕事をされていらっしゃる方も少なくないと思います。福祉職、心理職も一人配置や複数いても個別面談が多く一人でケースのアセスメントをして面談を重ねていくことが通常です。

 

一人で対応することには限界がありますので対応に悩み始めると悩みが深くなります。余裕がなくなると見えるものも見えなくなります。

 

そんな支援職の悩みを一気に吹き飛ばしてくれるのがチーム支援。一緒に子どもや家族を応援していく中で支援の輪がどんどん広がっていきます。一人で対応している中では味わえない安心感や充実感。子どもたちの笑顔に嬉しさは2倍にも3倍にもなります。

 

そんなチーム支援の喜びを教えてもらえたのは当ルームの応援スタッフである友尻先生と福山先生、興野先生方各分野の超スペシャリストの先生方とご縁をいただいたおかげです。いつしか夢は私がいただいた素晴らしいご縁を希望される大切な方々にお繋ぎしていくことへと変化していきました。

 

各々事情があり一度はチームを離れたもののもう一度一緒に子ども支援がしたいという夢を諦めきれずに時間を重ねてきて今の来実の活動があります。各々が時間と知恵を振り絞り新たな試みに挑戦できていること、来実の活動を通じて一緒に子ども支援ができたらと思える素晴らしい新たな仲間に出会い輪が広がりつつあることに心から感謝ばかりです。

 

苦しいことや心配なことは自分一人ではなくチームで乗り越える。強く温かいチームにしていくためには一人ひとりの強みをいかにいかしていけるか、自分を信じる力が必要です。第1回目の学習会には幅広い世代から深く経験を重ねてこられたスペシャリストタイプの皆様が参加される予定です。ご参加された皆様と私どもスタッフで新たなスペシャル支援チームを築いていけたら最高だなあとまだまだ妄想計画は進行中です(^^)

2023-02-28 06:44:00

学校の先生方の相談窓口に

来実の活動は皆様からいただいたお声やご要望をもとに活動内容を調整してまいりました。

 

学校や職場での悩みはなかなかご相談し辛く、悩みを抱え続けて苦しんでいらっしゃる方が少なくありません。先生方は子どもたちや保護者にとってお一人おひとりかけがえのない存在です。先生方が困られた時、一助になれるような応援活動ができればと考えています。

 

どうすればよいか悩まれていらっしゃる方は来実カフェの相談窓口をご活用くださいね。専門職チームで今後の対応を一緒に検討させていただきます。私どもには守秘義務がありますのでご相談内容等ご心配されずにご利用いただければ幸いです。

 

心身に不調をきたす程追い込まれるような環境からはまず離れてくださいね。あなたを追い込むような状況があるとするとそれはあなたの問題ではなく環境の問題です。相手のテーマは相手しか正せない。強いストレスに対処する方法で最も大切なことは「回避」です。ずっと強いストレス下に身を置き続けると思考力や判断力に影響が出てどうすればよいか分からなくなってくる危険な状態になります。心優しい方に近づいてくるエネルギーバンパイア的な方からはうまく離れて自分を大切に守りましょう。

 

心身に不調をきたす状況の時は勇気を出して受診しましょう。専門のドクターがしっかり状況を聴き取ります。受診に不安がある場合は当ルームの医療アドバイザーにオンライン等で事前面談していただくことも可能です。医師見解書として学校や職場に伝えていただくとより安心です。理不尽なことを正していくためには課題を明らかにすることが辛い思いをした自分自身を守ることになり最大の再発予防になります。これ以上苦しい思いを我慢されないように。自分と自分の大切な人のために自分自身の安心と健康を一番に考えましょう。

2023-02-27 15:30:00

3/29の20時に是非テレビをご覧くださいね!

医療アドバイザーとして当ルームの活動を応援いただいている吉田病院の興野先生が熊本の慈恵病院のお仕事のお手伝いをされていて孤立出産の方の支援をなさっています。どのような状況のもとでも一人ひとりの子どもが少しでも安心の中に生まれ育っていけますように心から願います。

 

 

 

NHKのハートネットTVの方が内密出産や裁判支援の取材にみえて3月29日(水)の20時から放送されるそうです。興野先生はとてもご多忙の中、興野先生にしかできられない役割、支援の形を日々築かれていていつもその行動力と自分なりに何かできることがあればと尽力されるお姿に元気と勇気をいただきます。どんなにご多忙でも何かできることがあるかもしれない。限られた時間の中でも人は自らの意志で新しい道を築いていくことができることを私たちに自らの行動で示してくださります。

 

 

 

興野先生のご活動も来実にご縁をいただいた皆で応援していければ嬉しいです。関心おありの皆様、是非ご覧くださいね!

 

2023-02-25 18:41:00

母の温もり

今日は母の誕生日でした。事情があり傍でお祝いすることはできませんでしたが無事に80歳のお誕生日を迎えることができました。80年人生を送るのはとても大変なこと。改めて感じます。子育てが終わってからも心身の不調で辛い中いつも家族を最優先に考えてくれる優しい母です。

 

母との思い出はたくさんありますがとにかくよく自転車に乗って広告で少しでも安い食品があると何度も買いにいったり免許をもっていなかった母にとって自転車はなくてはならない相棒でした。おかずをたくさん作っても子どもにたくさんついであまりたくさん食べないのでいつも痩せていました。私がいじめに遭って学校に行くのがぎりぎりになったら自転車の後ろに乗せて学校まで送ってくれました。母が洗ってくれた給食着はいつも真っ白でもっていくのが自慢だったのもよく覚えています。

 

大人になってからも心配ばかりかけて時には口論になることも度々でした。自分の消化しきれない感情を母に幾度もぶつけてしまいましたが数日後には何事もなかったかのように接してくれる母のおかげで今の自分がいます。母親からの教えをこれからも大切にしていくこと、自分が健康で安心して日々を過ごすことが一番の恩返しだと思っています。

 

人に接することが苦手な人は自分一人で生きてきたとよく言われます。それは違うと思います。人は一人では生きられない。野菜を育ててくれる農家さんがいて牛を育ててくれる酪農家さんがいてくださり美味しい食事をいただけます。そして自分を産んでくれた母がいて家族があって今日も一日過ごすことができる。人との繋がりの中で皆生きていることに気付けないのは寂しいことです。せっかくいただいた人生、よかご縁を大切にしていきたいですね。

 

来実の活動の中で温かい繋がりが増えつつあり皆様がよくお礼を伝えてくださりますが、繋がりを築かれているのはお一人おひとりの勇気ある行動がベースにありお一人おひとりの行動のおかげです。私どもが行っているのはささやかなきっかけつくりだけです。色々な意見や提案の中で受け入れるもはねのけるも一息つくのも自分次第。自分で決めることができると心は楽になります。究極の自己決定ルームを目指して皆様と一緒に温もりある活動にしていきましょう(^^)

2023-02-24 12:24:00

合わせすぎてくたびれないように…

先日お話しした知人の高校生はとても礼儀正しく相手を気遣える子どもさんです。

 

ある場面でずっと我慢してきたことを友人に意見を言ったら「変わってる。合わせることはできないのか」と言われたそう。「めんどくさいなあ」と枠組みがある場所がとても苦手と教えてくれました。無理に合わせなくても「この人はこういう考えなのね〜」と巻き込まれないように。相手に意見を押し付ける人はベースに支配欲求があるため合わせすぎるとずっと支配下におかれて苦しくなります。そういう人からは避難避難。巻き込まれて辛くなるかどうかは自分次第です。巻き込むのは相手のテーマ。巻き込まれるのは自分のテーマです。

 

日本の文化では人に合わせること、協調性を重要視されるため意見を言い辛い空気が依然として根強くあります。意見を求められて勇気を出して言ったら逆ギレされるなんて経験された方も少なくないかもしれません。

 

人に意見を言われると強く反応する人がいます。ベースの部分で自信がなく相手が優位にたとうとしていると錯覚して攻撃的になってしまう場合もあります。それは攻撃的になってしまう人のテーマですので「残念な方だなあ」と残念賞を心の中でのしをつけて送りましょう(^_^;)

 

皆様の周りの信頼できる人はどのような意見が出てもまずうけとめてくださるはずです。成熟した人間関係では気になることをきちんと伝えることができます。必要以上に我慢を強いられる環境には健康のためにも身はおかない方がよかですね(^_^;)

 

私ども来実の活動の中でも様々なお立場から多様な意見をいただいて今があります。意見が言える関係の中ではじめて繋がりも強くなります。そのためには意見を交わせる関係性をいかに築いていけるか。テーマは距離感です。密になり過ぎると気遣いすぎたり違うところにエネルギーを注ぐことになります。そんなことにエネルギーが注ぐのはもったいない。自分のやりたいことに注げるように相手のテーマに巻き込まれない術を身につけることができるとエネルギーが残りやすくなります。

 

いかに自分が安心できる環境に身をおけるか。どんなに親しい間柄でも相手との心のラインはきちんと保ちたいものです。相手が決めることと自分が決めること。そこで苦しむ人生にならないように自分の選択に自信がもてるような繋がりルームでありたいと願います(^^)