インフォメーション
2023-03-08 12:31:00
休み時間が苦手な方へ
自由度が高い場面が苦手な人がいます。グループ討議、休み時間、休憩時間等自分で考えて動くのが苦手な人にとってはかなり苦痛かもしれません。
自由度が高い場面が苦手な人は言語性知能≫動作性知能の場合が少なくありません。流れや内容が一定で見通しを抱きやすい方が安心できます。自分は言語性知能が高いから休み時間が苦手なんだなあと思っていただくと心も幾分楽になります(^^)
職場の休憩時間が苦手なら、できれば自分なりのルーティンをつくりましょう。車に戻りゆっくり一人で昼食をとる、公園を散歩する、トイレに行ってゆっくり職場に戻る等、マイルーティンを決めておけば安心です。せっかくの休憩時間を人に合わせすぎて心をすり減らさないように。
自分で決めてよい時間を自己決定できれば仕事で合わせざるを得ない場面の力がたまります。人と恒に一緒にしなければいけないと行動を合わせすぎると自己決定ができず心が自立できない人間になります。本当に成熟した人間関係の中ではお互いの自己決定を尊重できます。
「目指せ一匹狼」自分の意志で動き余計なエネルギーを使って心をすり減らさないないように。自己決定できる人はとても魅力的で自分の形があると自分自身で身を守れるようになれます。そんな皆様一人ひとりがスペシャリストです😺
2023-03-07 12:14:00
「困ること」の大切さ
昨晩は「罠の戦争」に見入ってしまいました。
草なぎ君の臨場感溢れる演技は以前にも増して磨きがかかりよか歳の重ね方をされているなあとSMAP世代の私たちはその姿に元気をいただきます。
罠の戦争の中で草なぎ君演じる国会議員の息子さんが歩道橋から突き落とされてその真相が闇雲のままになっている状況に草なぎ君が父親として奮闘するストーリー。
突き落とした人物が明らかになり犯人が幼少期から問題を起こしても困らないように守り続けてきた母親。
「子どもが困らないように」するサポートも多くあります。ただ子どもが困る前に困る状況を取り除いて困らないようにするのがサポートでしょうか。
人間、困る場面があって自分がどのような状況でどのように困るのか、うまくいかないのかを初めて知ることができます。困ることが自分を知る一歩目なのです。
困る場面が生じて人に相談したり力を借りたり自分なりの乗り越え方を見つけていくきっかけが生まれます。相手の力、子どもの力を信じて困る場面が生じる機会の意味を考えながら子ども自身が自己理解を深める機会を大切に見守れる大人でありたいですね。
困る場面があること、不安になることは自ら闘っている証。困っていることを困っていると伝えられるようになること、SOSを出して自分を整えていくための「方法」を伝えていくことが力になります。困る前にサポートし続けるとサポートが外れた時に不調に陥ります。困る前にサポートしてしまう場合は「不安定な状況を見守るのが辛い」サポートする側の中に原因があるかもしれません。困らないように先回りして助けすぎると子ども本来の力も奪ってしまうことがあります。「誰が困っているのか」の見極めが鍵になります。
長い人生。困った時にどうするか。その乗り越え方さえ知っていれば色々な場面で応用が効きます。本人が何を求めているか。当ルームの興野医療アドバイザーもいつも「本人が困ることが治療の一歩目です」とよく言われます。困ることも不安になることも子どもの成長への第一歩。大切な意味があります。もちろん環境的な課題が強い場合は子どものテーマではなく環境的なテーマですのでそこは早めに要相談となります。誰のどのようなテーマか。アセスメントが大切ですね(^^)
2023-03-06 12:02:00
‘奇策’ではなく自分にとっての‘セオリー’
大谷選手やダルビッシュ投手が話題でかなり盛り上がりを見せている野球のWBC。間もなく開幕です!
不振だったイチロー選手が決勝打を打って感激して心が震えたのはもうかなり前。仕事中に職場のみんなで密かに携帯を囲んで応援していたのを懐かしく思い出します(^_^;)
今回指揮をとられる栗山監督。選手時代からスマートで守備も打撃も素晴らしい選手で早くに引退されたのを残念に感じましたが、栗山さんはメニエール病に悩まされていらしたことを昨晩のテレビで伺いました。大好きな野球と繋がり続け、たくさんの名将と言われる監督さん方に話しを聞きにいかれて三原監督のノートからの学びを大切に監督業にも励まれてこられたことを知りました。
通常と違うことをすると‘奇策’と思われがちですが、‘自分にとってのセオリー’という言葉に、子どもたちにも大人の方にも‘自分の大丈夫な形をつくろう’と接してきた私たちも元気をいただきました。強みをどう活かすか、三原監督から栗山監督に受け継がれた‘セオリー’は私たち子ども支援にも繋がります。
栗山さんの背景を知り更にWBCを見る楽しみが増えました。大リーグ挑戦を表明していた大谷選手をほとんどの監督がドラフトで指名することを諦めた中、強硬指名し、大谷選手が目指す大リーグ挑戦へのシナリオを明確にサポートプランとして事前に示されて二刀流を応援し続けた栗山さん。大谷選手は栗山さんとの出会いがなければ今の成功もなかったかもしれないことを知ると人の縁は本当に素晴らしいですね。大谷選手をドラフトで指名するのも栗山さんにとっては‘セオリー’だったのでしょう。私たちも自分の形、‘セオリー’をもてる人間でありたいですね。頑張れ!侍ジャパン!
2023-03-05 11:41:00
比較にエネルギーを使うのはもったいない
同窓会等に参加すると周りの進路や仕事、家族、生き方と比べて自信をなくしたり悲しい気持ちになったりするご相談も伺います。例えば同じスポーツをしていて自分の目標のために誰かと比較するのは励みになったり力になったりすることもできます。それはよい比較、よいストレスになる場合もあります。
ただ進路や仕事、生き方は何をベースに比べることができるのでしょうか。元々の得意なこと、苦手なこと、育った環境も違えば重ねてきた経験も違う。背景が違う人と比べること自体が難しいことでナンセンスです。人と比べて不安定になるのであれば以前きつかった頃の自分と比べてよく生き抜いてきた自分を労ってあげましょう。人と比べるのをどうしてもやめられないのであれば「あの人みたいになりたい」と自分の中に心のモデルを見つけましょう。その人の行動や考え方を無理のない形で自分にも取り入れていくことで周囲と比べてエネルギーを奪われることは少なくなるかもしれません。
人間余裕がなくなると「周囲の人は自分のことを色々できない人間だと思っているかもしれない」と悪く悪く考えがちです。ただ人はそれほど他人のことには関心がない生き物です。人のことばかり悪く言っている人は自分のテーマに向き合えないかわりに人に向かうのです。そんな人の言葉を真に受ける必要は全くありません。心ない言葉を受けたら「おたくの問題です」と心の中でのしをつけてやんわり相手にお返ししましょう(^_^;)相手のテーマは相手にしか解決できません。背負わないように。
一人ひとり毎日を精一杯過ごしているので自分が思っている程人は自分のことには意識は向いていないのです(思い込みの場合がたくさんあります)。ですから自分で悪い方向に考えてエネルギーをなくすよりは「一人ひとり皆自分のことで精一杯だから自分が失敗しようがしまいが人はそれほど気にしていない(多分全く気にしていない人がほとんどです)(^_^;)」と考えて自分のなりたい自分に近づけるように日々行動したり時間を使ったり心地良い経験を重ねていけると幸せですね。
人の評価が気になりすぎるときは「自意識過剰ちゃん」になっている時。他人の評価で自分を評価するのではなく自分で自分自身を労い水を与えてあげられるようになれたら少しずつ楽になります。
自信の水は人からもらうものではなく自分自身で与えるもの。そう思えたら自分次第。周囲のどのような状況にもエネルギーを奪われず注ぎたいことに注げるようになりますね。なかなか難しいですが他者と自分のことにうまく柔らかい安全ラインを引くことができるようになると思います。心のラインがひけないといつまでも誰かの評価で人生を重ねていく辛い日々になります。あなたが信頼する人は誰かとあなたを比べるような寂しい考えであなたに接しないと思います。「このような人になりたい」と思える自分の心のモデルを見つけましょう。そうすればぶれない心の軸ができてくると思います。ゆっくり見つけていけば大丈夫です(^^)
2023-03-04 08:22:00
ベストフレンド
皆様にもこの人に何かあったらすぐかけつけたい。そう思える人がいますか。
私には以前の仕事がうまくいかず休職してひきこもりのような生活をしていた時期があります。
当時お互い同じ仕事をしていて職場は違うものの同じアパートに住んでいてご縁をいただいてからの友人がいます。私の一番苦しい時期をよく知ってくれているかけがえのない友人です。
お互いに仕事の悩みも多く夜カラオケに行って歌を歌ったりしながら何とかかんとかお互いに励ましあってきました。
私が先に仕事を辞める形になりほとんどの職場の方々とはなかなか連絡もとれない程気落ちしていましたが友人は綺麗な文字でさり気なく私のアパートのポストによくお手紙をくれました。同じ気持ちでいてくれる友人の存在があって次へ向かう勇気をもらったことを実感しています。
苦しい時を支えてくれた友人。当時よく聴いていたKiroroのベストフレンドという曲がお互い大好きで曲からも力をもらいました。昨夏再放送されていた「ちゅらさん」の主題歌でもあります。
ドラマの中で離島の古民家で生活相談にのる医師と看護師さんの姿がとても印象的でいつかこんな活動ができるくらいになれたらと思いました。
以前は曲を聴くと辛かった時期のことが蘇り辛くなっていましたが最近はとても懐かしく大切な友人との一曲となりつつあります。辛い時期の記憶は色々な人の支えの中、温かい記憶へと上書きできることも知りました。
明日久しぶりにその友人に再会します。会えるだけでとても嬉しい気持ちになります。一度きりの人生。皆様にも大切な友人とのご縁がありますように。