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2023-02-24 12:24:00

合わせすぎてくたびれないように…

先日お話しした知人の高校生はとても礼儀正しく相手を気遣える子どもさんです。

 

ある場面でずっと我慢してきたことを友人に意見を言ったら「変わってる。合わせることはできないのか」と言われたそう。「めんどくさいなあ」と枠組みがある場所がとても苦手と教えてくれました。無理に合わせなくても「この人はこういう考えなのね〜」と巻き込まれないように。相手に意見を押し付ける人はベースに支配欲求があるため合わせすぎるとずっと支配下におかれて苦しくなります。そういう人からは避難避難。巻き込まれて辛くなるかどうかは自分次第です。巻き込むのは相手のテーマ。巻き込まれるのは自分のテーマです。

 

日本の文化では人に合わせること、協調性を重要視されるため意見を言い辛い空気が依然として根強くあります。意見を求められて勇気を出して言ったら逆ギレされるなんて経験された方も少なくないかもしれません。

 

人に意見を言われると強く反応する人がいます。ベースの部分で自信がなく相手が優位にたとうとしていると錯覚して攻撃的になってしまう場合もあります。それは攻撃的になってしまう人のテーマですので「残念な方だなあ」と残念賞を心の中でのしをつけて送りましょう(^_^;)

 

皆様の周りの信頼できる人はどのような意見が出てもまずうけとめてくださるはずです。成熟した人間関係では気になることをきちんと伝えることができます。必要以上に我慢を強いられる環境には健康のためにも身はおかない方がよかですね(^_^;)

 

私ども来実の活動の中でも様々なお立場から多様な意見をいただいて今があります。意見が言える関係の中ではじめて繋がりも強くなります。そのためには意見を交わせる関係性をいかに築いていけるか。テーマは距離感です。密になり過ぎると気遣いすぎたり違うところにエネルギーを注ぐことになります。そんなことにエネルギーが注ぐのはもったいない。自分のやりたいことに注げるように相手のテーマに巻き込まれない術を身につけることができるとエネルギーが残りやすくなります。

 

いかに自分が安心できる環境に身をおけるか。どんなに親しい間柄でも相手との心のラインはきちんと保ちたいものです。相手が決めることと自分が決めること。そこで苦しむ人生にならないように自分の選択に自信がもてるような繋がりルームでありたいと願います(^^)