インフォメーション
2023-05-14 07:13:00
教育医療連携の学習支援モデル構築を目指して
今年度もいつもお世話になっている城南学習研究社のデキタスから来実の子どもたちに教材を無償で提供いただいております。いつも温かいお力添えをいただき感謝ばかりです。
更に今年度は不登校等で学習機会をなかなか得にくい子どもたちにデキタスを活用し効果を検証するための実証事業のご予定があり人吉球磨地域の皆様にも今少しずつご案内させていただいております。
実証事業に参加される学校や市町村が決まれば医療機関と連携して子どもたちににより安心して無理せず状態に添った学びのカタチを応援していくことも可能になるかもしれません。人生は願う方向にいくと信じて仲間たちと自分も子どももそのご家族も学校も支援職もみんな嬉しい活動にしていけたらと願います。今からどのような化学反応が生じるか、とても楽しみです(^^)
2023-05-12 12:54:00
頑張りすぎること
〜し過ぎてしまう傾向の人は疲れやすくなったりストレスを抱えやすくなったりしてしまうことが少なくありません。
相手のテーマなのにテーマを改善するために頑張りすぎると自分のことを整えるためのエネルギーが低くなりイライラしやすくなります。
頑張りすぎる傾向をひと休みしてみると「頑張りすぎていた」ことに少し気付くことができて心身に余裕が出るかもしれません。めちゃめちゃ早い乗り物にのったあとに時間の流れをゆっくり感じるのと同じ感覚かもしれません。
自分で自分が頑張り過ぎていたことに気付くことができるのはよかことですね〜自分のことを労い応援できる一番の応援者は自分かもしれません。自分に優しいセルフコーチを肩にのせてあげましょう(^^)
2023-05-09 12:06:00
学びはいつからでもスタートできる
気がつけば第二の人生として心理学を学び始めてからおよそ20年。20年前の今頃、端から端まで3歩で辿り着く程の狭いワンルームの部屋を借り再スタートをきり慣れない環境で苦戦する毎日を送っていたことを思い出します。道路沿いのアパートを借りてしまいなかなか寝つけずもっとよく考えて借りれば良かったと後悔もしました。
院生7人。20代から50代までの究極の異年齢集団での学びはとても新鮮でした。国体選手からスポーツ心理学を学ぶ人、怪我をきっかけに心理学の道を志した先輩。人と比べて自信をなくしたりするのはナンセンスであることを仲間との出会いで学びました。恩師の先生方も味がある先生方ばかりでよく先生方のモノマネをしてみんなで笑ったのも懐かしい思い出です。
楽しいことばかりではなくアルバイトしながら授業に出て修士論文を書き上げるのは本当に大変でした。心理学の修論はほぼほぼ統計学を使い数字のデータで重みづけしていきます。が、統計がめちゃめちゃ苦手でありどうしてもたくさんの人のデータではなく一人ひとりの深いデータで学びを深めたくてゼミの先生に事例で論文を書きたいと幾度も相談しました。なかなか前例がないので厳しい質問や意見もあるかもしれないと助言をいただきながら修論を何とか仕上げることができました。けちょんけちょんに意見を言われることもありましたが、厳しい意見を言われたことで次は言われないくらいにもう一度頑張ろうと心が鍛えられたのもこの院生時代でした。最後の修論発表会では「よく信念をもってやりきりましたね。事例で論文を書く道をつくってくれてありがとう」と言っていただきました。仏さまのように優しい先生方の言葉に厳しい意見があってこそ書き上げることができたことを改めて実感しました。素晴らしい学びの場をいただきました。
今思えば年齢を重ねて人から厳しいことを言われるのは本当に少なくなります。年齢を重ねて学生になれたからこその貴重な経験でした。そして仕事も人生も年齢等関係なく、一人ひとりの持ち味を活かす道で人生の礎になるような確かな出会いをいただくことができることを実感し、出会いに自信を抱けるようになりました。
年齢を気にして新たな出会いや学びを躊躇している方がいらしたら是非是非チャレンジしてほしいと願います。自らの人生は他人には切り開くことはできません。切り開くことができるのは自分だけです。誰がどう思おうと自分の生き方は自分が決めれば大丈夫。一歩目が出ない時は永遠「試しにやってみる」でよかとです。必ず勇気の先にはよかご縁があると信じて自分の背中を自分でおしてあげましょう(^^)
2023-05-08 12:05:00
吉田正尚選手からの学び
昨晩、WBCの特集をテレビで拝見しました。感動の試合からもう1ヶ月以上が過ぎてもWBCで活躍した選手たちのその後の頑張りからもたくさんエネルギーをいただきますね。
4番で大活躍した吉田正尚選手。一喜一憂しないように日々心がけていると語られていました。周りの状況に巻き込まれずに自分の役割に集中するための準備には切り替えが大切であることを物語っていますね。
心の状態としては「変動しすぎること」にエネルギーを要すと言われますので何事もし過ぎると必要以上にエネルギーを消耗して反動が出やすくなるのかもしれません。調子がよいと思い頑張りすぎたりするとあとでどっと疲れたりしますね。一気にやり過ぎず休みやすみする力が必要になります。そのためには自分の傾向をよく知っておくと予防になります。
周りの状況や反応は周りが決めること。自分の感情を扱えるのは自分自身であることを吉田選手はよく分かっていらっしゃり吉田選手ならではの心身のコントロール力を身につけてこられたのかもなあと勝手に想像しながら拝見しました。学習も仕事も人間関係も情緒が激しく変動する時はうまくいかないものです。逆にうまく自分の感情を取り扱えるようになると物事はうまくいきやすくなるといえます。
そんな冷静な吉田選手でも感情を爆発させるような場面が幾度も訪れたWBC。改めて人間らしさと能力の高さと状況に対応する力の高さと。私たちも日々の生活に活かせそうな学びをいただきました。WBC後に不調だった吉田選手はアドバイスを受けてバッターボックスでの構えを変えてその後復調し現在は絶好調です。心のしなやかさも吉田選手の魅力ですね。よいと感じることは主体的に取り入れていける心であれたら自分も相手も嬉しいですね(^^)
2023-05-05 09:31:00
ポンコツな私で生きていく byいしかわさん
「ポンコツなわたしで生きていく」という本を要約されたYou Tubeを拝見しました。最近は直接読まなくても色々な方が本を分かりやすく紹介してくださり本当に助かります。長い本だと読んでいるうちに最初の内容をすっかり忘れてしまう私にはもう神様のようなチャンネルです(^_^;)
内容は興野先生のご講話でも繰り返しあったフレーズ、「強みを活かし弱みは助けてもらう」に重なる内容もたくさんありました。
「人」「時間」「場所」を選ぶこと。この中でも誰に繋がるかでストレスや自己肯定感はかなり変動してくる気がします。きっと自分にとって心地良い人に繋がれば自ずと心地良い時間の使い方、心地良い場所に辿り着く気がします。
心地良い人に繋がる一番のきっかけ。それは「好きなことがあり苦手なことがあること」かもしれません。ちなみに私はあまり「好きなこと」らしき夢中になれることはないままの人生ですが苦手なことがたくさんあることには自信があります(^_^;)私の場合はうまくいかないことをあれこれ相談し助けていただく中で信頼できる仲間がたくさんできました。もし苦手なことがなく社会にうまく馴染める人間だったら今こうして友尻先生や福山先生、興野先生とのご縁もなかったと思います。だから馴染めないままの人生で良かった。馴染むことを目指していたらまた別の人生になっていたと思います。
来実の活動は子どもから「一人で自宅で勉強したい」という相談に対応していくには私一人の力ではどうにもならないため各分野のスペシャリストに力を借りることからスタートしました。どうせ新しいことに挑戦するなら「この人のようになりたい」と思う心の師と一緒に子ども支援がしたい。スタッフ同士の人間関係にエネルギーを削がれることは避けたい。そんなささやかな思いからのスタートでした。
治療やカウンセリングだけではなく繋がる相手によって人生が開けていくチャンスがあるのであればそのチャンスを活かせるかどうかは自分次第。特別何かをしなくても繋がる相手から人生や生き方を学ぶことができるチャンスは目の前にたくさんあります。まさに出会ってよかったと思える人こそが最大の学びの教科書。「この人みたいになりたい」そういう人とのご縁を大切にされることをお勧めします。来実は学びたいことをきっかけに学びたい人と繋がるご縁を応援していきます。
いしかわさんは「完璧を求めることで一歩目が出辛くなる」こともおっしゃってます。私は完璧を求められることが苦手で完璧にはできないので相手には完璧ではなく「できたひこで」とよく伝えます。完璧な人が傍にいるとそれだけで緊張しますかは完璧にできない自分は「誰かに安心を与えているのだ〜」と考えればよかとです。そもそも完璧にできるのはロボットくらいで人間に完璧を求めること自体が思い込みかもしれません。
苦手さあることが人間の味。頼り頼られ自分にしかない確かなご縁を大切に。築けるかどうかは最初の「できたひこ」精神にかかっているかもしれません。ポンコツな私で良かった〜。そう思える人生を送れたらきっと優しいご縁で溢れているかもしれません🙆