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2023-11-30 12:56:00
自立とは依存先を増やすこと
脳性麻痺の症状を抱えながら小児科医として活躍されている熊谷晋一郎先生の言葉です。
「依存」という言葉にはマイナスのイメージを抱かれる方もいらっしゃると思います。それは依存先が一つであり依存する方もされる方も苦しくなるからです。
相手を信じて頼れる人がいることは人生の醍醐味だと思います。頼れる人を日常の中でゆっくり増やしていけると人生は開けてきます。
「この人がいない、これがないと生きていけない」というような頼る先が一つになると状況によっては道が塞がってきます。だから苦しくなります。
担当する人が代わっても大丈夫なくらいの距離感。それくらいの気持ちでいれば相手に依存し過ぎで苦しくなることもなく楽になります。来実の活動はできる人でできたひこの活動を目指します。依存先を増やすにはぴったりの空間かもしれません。皆それぞれに日々積み重ねてきた日常があります。その日常に+αくらいのささやかな彩りになりますように(^^)
人は選ぶ環境で気持ちも表情も変わってきます。嫌な人間関係の中にいると段々表情も険しくなりますが心地良い場所にいると表情も柔らかくなりますね。嫌な人のことを考えている時は脳が嫌な人の思考に支配されるかのようにストレスフルになったりします。せっかく自分の大切な脳を使うなら脳が喜ぶ人と一緒に過ごしたいですね。自ら環境を選べるくらいに多方面からみんなでパワーアップできれば嬉しいです(^^)