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2023-10-31 11:09:00

一人の時間の大切さ

日本の文化では幼少期から「みんな仲良く」「みんなと同じように」等とにかく協調性を重要視されるような価値観が多く聞かれます。

 

ですから昼休み等に一人で図書館で過ごしたり教室で本を読んで過ごしたり人と交わらないでいると「協調性がない」とか人とうまく交われないとか思われがちです。

 

一人でいる側の人間からいうと「自分で選んで一人でいる」訳ですのでそっとしてほしい気持ちになります。自宅で自室でこもっていると「こもってばかりいる」とマイナスに捉えられ引っ張り出そうとする家族も少なくありません。

 

心の成長には「こもる力」はとても大切と言われています。まずは一人で色々考える時間、整える時間等が必要です。何でもいつでも集団の中にいることを求められると周囲の反応ばかり気になり疲弊して自分がどうしたいのか見えなくなる人がいます。そういう空間を選び続けるといつまでも自分の人生は人の価値観に振り回される辛い人生になります。一人の時間はとても貴重で心が自立していれば心地良い空間になります。そして会いたい人とだけ大丈夫な人とだけ会えばいい。そういうライフスタイルをゆっくり築けばいい。全ての人とうまくやりとりするなんてそんなところを目指す必要は全くなかとです。

 

「目指せ一匹狼」とよくお伝えします。決して人と交わらない人間を目指そうという訳ではありません。周りの人の意見も大切にしながらも自分のことを自分で決められる環境に身をおけるように調整しましょうという意味です。自分の環境を選べるのは自分だけ。一人の時間を豊かに過ごせる人はとても素敵です。こもって磨いた思考力とセンサーの鋭さを存分に発揮できるライフスタイルが必ずあります。最初から諦めずに自分でつくればよかとです(^^)