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2023-07-24 12:00:00

他人に気を遣いすぎて疲れすぎる人の心理 

片付けをしていたら加藤諦三さんの本が目にとまり久しぶりに読みました。購入したばかりの頃は加藤先生の直球の表現がささりすぎてなかなか読み進めることができませんでしたが勇気を出して読んでみました(^_^;)

 

自分の行動が欠乏動機から生じているか、成長動機から生じているか。行動のベースにあるものを見つめること、知ることの大切さを繰り返し表現されています。

 

例えば先日のたぬちゃんさんのギター。「一日中でもギターで楽しめる」のは成長動機。もし本当はやりたくはないけど人から認めてもらいたいからと自分の劣等感を補うために仕方なく義務的にやるのは欠乏動機になります。

 

人間関係も同じです。苦手な人から食事に誘われて行きたくないけど付き合いの悪い人と評価されたくないから仕方なく行くのは欠乏動機。誘われた食事を楽しみにできる行動は成長動機です。

 

気を遣いすぎて疲れてしまう人には欠乏動機がベースにあるかもしれません。相手の反応や評価はコントロールできないので「ここまで合わせたのに、ここまで尽くしたのに」感謝されない、喜ばれないことがあると隠れていた相手への怒り、憎しみが出現し始めてこんなに頑張ったのに自分も苦しくなるというへんちくりんな状況が生じます。相手に勝手に期待して勝手に自分が辛くなってしまう悲しい状況です。

 

会って良かったという人との関係は成長動機、会いたくないけど仕方なく義務で付きあっている人との関係は欠乏動機なので行動したあとに「良かった、嬉しい」と思える関係性や行動を大切にしていくことが自分を大切にするということですね(^^)

 

ちなみに先日のたぬちゃんさんのギター講座は「参加して良かった」と皆さんから成長動機による行動であったメッセージをいただきました。「仕方なく」の行動は必要最小限にしていければ自然に成長動機による行動が増えそうですね(^^)仕方なくの人間関係は早めに手放しましょう〜