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2023-07-04 12:02:00
古き良きもの
今日はあるお母さんとお話しする機会がありました。
近々地域の集まりで子どもたちや保護者でダンス等を披露される機会があるとか。声をかけたりする係になって正直大変ですが、集まってくれた子どもたちが異年齢で集える機会をとても喜んでくれていることを我が事のように嬉しそうに語られました。
最近は地域の子ども会も学校によってはPTAもなくなる流れもあるようですが、このお母さんの地域は集う機会を大切にされながら参加される方々の意見を聴かれながら誰か喜んでくださる方がいらっしゃれば何とか残していきたいとのお気持ちで対応されているそうです。
デジタル化が進み効率化、しなくてよいことはしない時代になってきました。ただしなくてよいかもしれないことの中で先人の私たちの先輩方が続けて来られたことには効率化では補えない大切な人と人の温もりがあるのかもしれません。お母さんの優しい笑顔に忘れかけていた気持ちに改めて気づかせていただきました。
人と馴染むことが苦手だった母が学校の地域リレー前に一人で家の周りを一生懸命走っていたのを懐かしく思い出しました。母にとって大切な行事だったのかもしれません。なくてもよいかもしれない中で誰かが自信をつけたり嬉しい気持ちになれたり人間関係の良さはそこにあるのかもしれません。AIにはそこは気づけないかも。効率化ばかりに意識を向けず目の前のお母さんからいただいた優しい気持ちや笑顔に嬉しくなる自分でありたいと思えたひとときでした(^^)