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2022-09-22 12:56:00
自然治癒力を活かす
ご相談に対応する中で課題が緩和していく方とそうでない方とある1つの傾向を感じます。
例えば症状がなかなか改善しないとき。苦しみのあまりたくさん医療機関を受診される方もいます。ですがどこに受診しても納得できず苦しみが続く場合があります。
治療というと「医師に治してもらう」ことをイメージされる方も多いかもしれません。「先生に診てもらってもよくならない」と言われる方の多くは自分自身の中にテーマがあることになかなか気づくことができていないかもしれません。治療とは治してもらうことではなく自らの意思で自分を整えていくことだからです。
治療を相手に委ねてしまうと自分の意思や選択が反映されずうまくいかない時に相手のせいにしてしまいます。どの病院を選びどのような対応を自ら希望してうまくいかないときはどのように相談していくか。1つひとつ自分で決めることができるようになること、困っている時に困っていると伝えられるようになることが一番の治療目標となります。大切な自分の治療はまずボールを自分で握ること。医師と信頼関係を築きながらうまくキャッチボールができるようになればよか方向に向かうと思います。言葉で伝えられない時はメモを事前に手渡しされるのも1つの方法です。言いたいことを我慢しているしているような関係は長くは続きません。
症状として不眠が続く中では思考が整理されないためあまりよか方向には向かいつらいです。眠れていないと自分がどうしたいかがわからなくなります。そんな時はまずはぐっすり眠るところから主治医に相談してみるとよかですね。一人で考えず誰かと一緒に考えたり話したりする中で頭の中の混乱も和らぎ考えがまとまりやすくなってきます。頭の中のお掃除ですね。1に睡眠、2に睡眠。とにかく睡眠が重要です。眠れる時にしっかり睡眠をとりましょう。
そんな状態になれば自分の進みたい方向に心も身体も準備をし始めます。自然治癒力が発揮できるようになるためにも良質な睡眠をとれるように。自分の大切な力を上手に活かせるかは医師の中にではなく自分の中にヒントがあります。どう行動しどう選ぶか。どのような自分になりたいか。最終的に決めれるのは自分自身です。