インフォメーション
2022-06-27 11:54:00
同時処理がストレスになる時は‥
高ストレス状態になりやすい傾向に
1 元々本人自身がストレスを抱えやすい傾向
(敏感さの高さ、性格傾向、HSP、発達症等)
→苦しいことを言葉で伝えきれない辛さあり
2 環境的なストレス
学校生活、職場、家族などの状況、人間関係など
が複数重なっている
1+2→高ストレス状態になりやすいことが考えられます。
複数のストレスを抱えてしまうと複数のストレスに同時に対処しなければならなくなり同時処理能力が必要になりますが、ストレスを抱えやすい方はこの同時処理が苦手な方が少なくありません。同時にたくさんのことを考えたり処理したりすると頭が混乱し脳疲労を起こして適切な判断が難しくなります。
同時処理が苦手な人は是非経次処理能力を活かしてみましょう。
経次処理とは物事を1つひとつ処理していく力。野球で有名なイチローさんは毎朝カレーを食べること、打席に辿り着くまでの確かなルーティンがあったそうです。こう時間を使うとうまくいく。日々のイメージと実践は大切ですね。
やることを曜日や時間帯で分けたりしてできるだけたくさん重ならないような自分ルーティンをつくるのもお勧めです。着る洋服、食べる物等もその都度考える度に脳のエネルギーを要します。できるだけ大切な能力を温存できるように曜日や時間でルーティン化してみて大切なこと、大切な人にエネルギーを注げればよかですね。
ちなみに同時処理能力、継次処理能力等は知能検査等でも知ることができます。自分のストレスの抱えやすさ、処理する力等自己理解が深まると対処の仕方も見えてきます。自分で調整できることは自己コントロールできるようになるとストレス量は大分軽減できて心身身軽になってくることも期待できます!