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2022-06-06 11:18:00

ゆっくり行動すると自律神経が整いやすくなる

子どもがゆっくり行動するとイライラする人がいます。職場でもそうですね。仕事が速い人はゆっくりな行動の人をなかなか受け入れられないことがあります。

 

例えば食事。昔からゆっくり噛んで食べなさいと言われて育ちましたね。ただ年齢とともに急いで食べないといけない場面が増えていきます。給食にしても職場の昼食にしても周囲に迷惑をかけるといけないので早く済ませるみたいな感覚で過ごすことが少なくありません。そうすると早く食べるのがよくてゆっくり食べるのはよろしくないみたいな感覚に陥ります。

 

自律神経の側面からみるとゆっくり歩く、ゆっくり食べる、ゆっくり喋る‥どれも心地よいリズム運動であると脳が認知して安心ホルモンのセロトニンが分泌されやすくなります。東京等の駅を歩く方々のスピードに圧倒されることがあります。地方で暮らしているとあのスピードとお互いぶつからないように歩かれている方々の行動は神業に感じます。きっと限られた時間でたくさんの人の中で日々の生活に折り合うために自然に身につかれた習慣なのだと思います。東京の方々程でなくても最近ゆっくり食べてない、いつも早足で歩いている‥と感じられていたら「セロトニンセロトニン」と心の中で呟きながらゆっくり行動してみられるのもよかかもです。

 

もちろん物理的な時間の余裕がないとゆっくりは難しいのでいかに時間を調整できるか、周囲に迷惑がかからない場面であればゆっくりできることはゆっくりゆっくりで心は整いやすくなります。子どもがゆっくり行動している時には自律神経を整えているのね〜とゆっくり応援していただければ嬉しいです。

 

会社を創業されている社長さん方は不思議と意識的にゆっくり行動される方が多いそうです。きっとトップがゆっくりした行動をとることでスタッフさんも安心して仕事に取り組めるからだと思います。自分の行動で周囲の方々に少しでもセロトニンが生まれるように‥人生もゆっくりぼちぼちいきましょう。