当ルームスタッフから皆様へ

2021-09-07 06:11:00

できないことを助けてもらう

今回、新しい取り組みへの準備をする中で私どもスタッフ自身も慣れないことの連続でした。

 

来実を希望された子どもたちに新しくネット教材を体験していただくためにまず私どもがうまく使えるようにならないといけないのですが、自宅でインターネット回線をパソコンで使ったことがないスタッフ、携帯はやはりガラケーがよくてラインも初挑戦になるスタッフ等新たなことを始めるにはとてもエネルギーが必要になることを身をもって実感しました(^_^;)初めてコピペ機能を知り、感激したスタッフもおります。何はともあれ、今までできなかったことができるようになるのは何歳になっても嬉しいことですね。やるかやらないかで感激の度合いも大きくかわります。ちなみに何度やっても分からないところは早速パソコンが得意な方々に応援を依頼して快く教えていただけることになり一安心しているところです。各々得意なことで力を発揮していくのが一番の自らの活かし方です。苦手なことにエネルギーを注ぎすぎると大切なこと、大切な人のためにエネルギーが残せなくなります。

 

きっとしばらく学習から離れていた子どもたちにとっても新しく慣れない学習をする際には同じような戸惑いとストレスがあると思います。来実では教科の学びの応援と並行して子どもたちがやってみたい「人生の学び」をどんどん応援していきたいと思います。

 

今、お子様一人ひとりに来実でやってみたいことをお尋ねしています。

 

・ゲームなら自信あるので対戦してみたい

・絵を描くのが好き

・アルバイトがやってみたい

・マンガをゆっくり読みたい 

・お金と株に興味あって学びたい    等など…

 

子どもたちがやってみたいことをオンラインシステムをフル活用して応援していければと思います。ただし応援できそうなことに限ります。限りのない支援はお互いに無理が生じ継続しにくくなるからです。

 

子どもたちのピアサポーターとして現役高校生世代~若者世代にも応援してもらいます。子どもたちで学習ルーム独自のホームページを私どもと一緒に運営しながら子どもたちのメッセージをご覧いただいている皆様にも届けていければと思います。

 

新しいことに挑戦してうまくいかない時に助けてもらえるスキルが身につけば子どもたちの未来は開けていきます。子どもだけではなく私たち大人も一緒ですね。困った時、苦しい時に誰かを頼り力を借りる。人は誰かに頼られると「信頼してもらえているんだなあ」と感じることもできます。頼られると自分が苦しい時にうまく周りに頼れるようになり気持ちが楽になります。「一人じゃない」と感じられる。「信頼」とは相手を信じて頼ること。来実の子どもたちに一番経験してほしいことかもしれません。

 

「あなたには頼れる人がいますか。」これは子どもから大人までに与えられた大きな問いですね。来実が「みんながいるから大丈夫」と安心を増やせる場になりますように。

 

ホームページをご覧になり私どもの新たな取り組みへのご意見やご要望等ございましたらお問い合わせからどしどしいただければありがたいです。みんなで楽しみながら築く「来実」にしていきたいとスタッフ皆願っております。