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2022-06-17 12:55:00
久しぶりの再会
昨日来実スタッフで今後の方向性の打合せをしました。久しぶりの再会がとても嬉しく元気をいただきました。
コロナ禍になり人に会うのもなかなか難しい状況が続きました。その中でオンラインを活用した子どもサポートのあり方を模索してきました。
やりとりするだけで元気がもらえる。この世の中でそう思える人に出会う機会はなかなかないかもしれません。幸せや幸運は自分一人で感じれるものではなく相手が運んできてくれるものだと実感します。
コロナ禍という大きな苦境の中、私たちは家庭での過ごし方や直接会わなくても子どもたちの応援できる形の選択肢を見出す機会をいただきました。安心できる家庭だからこそ、できることがたくさんある。人とのやりとりも直接会わなくても電話が苦手でも可能な安心の形があることをピアサポートメンバーと子どもたちのやりとりから教えてもらいました。
来実ではこれまでのサポートの幅、選択肢を更に増やしていけるサポートシステムの構築を目指してまいります。誰とどのように繋がると更に安心が増えるか。一人ひとりの子どもたち、保護者さまのニーズにそって私たちに何ができるか、判断する力を鍛えつつ少しでも何かお力になれたら嬉しいです。
2022-06-14 12:10:00
「決めるのは私です」 byマイファミリー
「決めるのは私です」
毎週日曜の夜にハラハラドキドキしながら見ていたドラマ·マイファミリーが最終回を迎えこのセリフの背景にあるものが見えてきました。
ドラマですので内容等につきましては現実とかけ離れているところがありますが、苦難な場面を各々の立場で自己決定しながら乗り越えていく姿が印象的でした。
自分のことを自分で決める。簡単なようでこれがなかなか難しい。例えば気をつかい過ぎて相手に合わせすぎる状況の中で育つと自分はどうしたいのか分からないというご相談も増えてきます。環境の影響はもちろんありますが、その環境の中で自分で決める状況を生み出していけるのは自分自身のエネルギーと勇気が必要になります。
自分の意見を相手に伝えることができる関係と伝えることを我慢しすぎて合わせすぎて疲れる関係。どちらが長続きするかというと前者。後者は一見良好な関係に見えますがどちらかが我慢し過ぎて苦しくなり後に関係が破綻してしまったりします。
成熟した関係性では意見を伝えてもぎくしゃくならないので安心して意見を伝えることができます。もし職場や家庭で言いたいことを伝えた時に相手が憤慨したりする時には相手にとってのテーマの核心部分だったりします。その時は心の中で「これはあなたのテーマです」とのしをつけて相手に送り返しましょう。のしを心に100枚ほど備えておけば安心です(^_^;)
何をどのように伝えるか、誰とどのように過ごすか、学校にいくか行かないか、仕事を続けるか続けないか。
「決めるのは私です」
相手のテーマに巻き込まれて苦しい人生にならないように‥自分で決める力を磨きましょう!
2022-06-12 11:07:00
今日が人生で一番若い日
「今日が人生で一番若い日」
これはスタッフがよく拝見させていただいているYou Tubeのリベラルアーツ大学の両学長がよくおっしゃる言葉です。とてもテンポがよく内容が心理学にも繋がる部分が多く日々活力をいただきます。
年齢を重ねると色々変化が訪れます。体力の低下、目が見えにくい、聞こえにくい、忘れやすくなる‥。この変化を補おうとするとまた更にパワーを使い、エネルギーが追いつかなくなったりします。
両学長は自分がうまくできない部分はどんどん人に頼んで力を借りましょう!というスタイル。苦手なことにエネルギーを注ぎ過ぎて大切なこと、好きなこと、得意なことにエネルギーを注げないのはもったいない。私ども来実スタッフの目指すところと重なる部分がたくさんあり元気をいただきます。うまくできない自分を受け入れると人に頼れる自分になれる。人に繋がる絶好の機会です。
新しいことに挑戦するのはとても勇気とパワーがいりますがいくつになっても新しいことに挑戦されている方に接すると元気をいただきます。やらない理由をみつけてやらない道を選ぶのもひとまずやってみて自分の安心の道を増やしていくことを選ぶのも自分次第。苦しい環境に身を置いている時にその渦から出る勇気をもつのもとどまることを選ぶのも自分でコントロールできることであれば色々な人の力を借りて安心を増やしていければよかですね。
人は誰とどのような環境で過ごすかで人生が大きく開けていくことが期待できます。来実は同じ気持ちで子どもたちの未来を応援したいスタッフやメンバー、保護者の方々で集いスタートしました。この人の笑顔を見るだけで、取り組まれる姿勢を拝見するだけで元気と勇気がたまり活力がもらえる、支援職同士でこのように感じることができるご縁をいただけたことをとても幸せに感じます。
「今日が人生で一番若い日」
今の自分でできることがあるから今日が訪れたと思えば、今日一日が開けていく気がします。自分で選べることはどしどし選んでいく。選べないことは無理せずゆっくり考える。自分で選べず苦しい時は相手の力を信じて頼る練習をしてみましょう。それは家族でも家族でなくても自分で安心できる人を選べばよかとです。
2022-06-06 11:18:00
ゆっくり行動すると自律神経が整いやすくなる
子どもがゆっくり行動するとイライラする人がいます。職場でもそうですね。仕事が速い人はゆっくりな行動の人をなかなか受け入れられないことがあります。
例えば食事。昔からゆっくり噛んで食べなさいと言われて育ちましたね。ただ年齢とともに急いで食べないといけない場面が増えていきます。給食にしても職場の昼食にしても周囲に迷惑をかけるといけないので早く済ませるみたいな感覚で過ごすことが少なくありません。そうすると早く食べるのがよくてゆっくり食べるのはよろしくないみたいな感覚に陥ります。
自律神経の側面からみるとゆっくり歩く、ゆっくり食べる、ゆっくり喋る‥どれも心地よいリズム運動であると脳が認知して安心ホルモンのセロトニンが分泌されやすくなります。東京等の駅を歩く方々のスピードに圧倒されることがあります。地方で暮らしているとあのスピードとお互いぶつからないように歩かれている方々の行動は神業に感じます。きっと限られた時間でたくさんの人の中で日々の生活に折り合うために自然に身につかれた習慣なのだと思います。東京の方々程でなくても最近ゆっくり食べてない、いつも早足で歩いている‥と感じられていたら「セロトニンセロトニン」と心の中で呟きながらゆっくり行動してみられるのもよかかもです。
もちろん物理的な時間の余裕がないとゆっくりは難しいのでいかに時間を調整できるか、周囲に迷惑がかからない場面であればゆっくりできることはゆっくりゆっくりで心は整いやすくなります。子どもがゆっくり行動している時には自律神経を整えているのね〜とゆっくり応援していただければ嬉しいです。
会社を創業されている社長さん方は不思議と意識的にゆっくり行動される方が多いそうです。きっとトップがゆっくりした行動をとることでスタッフさんも安心して仕事に取り組めるからだと思います。自分の行動で周囲の方々に少しでもセロトニンが生まれるように‥人生もゆっくりぼちぼちいきましょう。
2022-05-25 22:09:00
本人のテーマは 本人が乗り越えられるように
子どもが不登校になると周りの大人に色々な反応が生じます。
「何故学校に行かないんだ」と憤る父
懸命に登校させようとする先生や母
関わって子どもが登校できるようになり喜ぶ支援者
気づけば不登校というテーマが周囲の大人のテーマになってしまうことがあります。子どもの行動をコントロールできるのは子ども本人だけです。逆に周囲でコントロールするのは子どもにとってとても辛いことです。
必要以上に相手のテーマに関わったり相手のテーマを背負ったりする時があります。自分のテーマに向き合うのがしんどい時です。
それでは自分のテーマに向き合えば解決するかというと今度は自分に向き合い過ぎて苦しくなります。自分に向き合い過ぎると辛くなる人はじゃあどうすればよいのか。
ヘルパーズハイという言葉があります。人を助けたり誰かの力になれたりすると相手が喜んでくれたり笑顔になってくれたりすることが生きる原動力になる。1つ留意点として一方的なサポートにならないこと。相手が何に困ってどんなサポートを必要としているのか、よく話をしながら関係性を構築していくことが大切です。
そして必要以上にサポートすることは子どもの力を信じていない証。困る場面が生じて初めてどうしようと考え、悩む。ストレスを感じて和らげる方法を知る。不安やストレスを取り除くサポートではなく、不安やストレスとどうつきあい緩和していくか、子どもの周りにいる大人の大切なテーマですね。