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2022-05-22 19:48:00

目指せ一匹狼!

子どもたちから大人の方までよく受けるご相談があります。

 

「人と関わると凄く疲れてしまいくたびれます。でも関わらないと学校や仕事もうまくいかなくなるので無理に頑張ってまた疲れます。どうすればよかとでしょうか」

 

人には感覚器官が備わっていて皆各々テレビのアンテナのような受信力があります。受信力があまり高くない人、とても高い人大きな個人差があります。「何でそんなにいつまで嫌なことを覚えているの?切り替えた方がいいよ」と言われた経験がある人は受信力が高い人、つまり周りの人より高性能のアンテナを兼ね備えているのです。

 

近くに人がいるだけで疲れる人は家族の中でもアンテナが出ているかもしれません。身体が硬くなる時はアンテナが情報を受信している時。そんなあなたはアンテナをうまく収納できる時間をもちましょう。

 

アンテナをうまく収納するためには誰もいない空間に身を置くこと。学校だったら休み時間には図書室に行ったり外の空気を吸いにいったり、トイレにこまめに行くだけでも脳と心を休めてあげることができます。仕事や活動で集団の中にいる人はできるだけ人から離れましょう。お昼ご飯は自分の車の中や公園のベンチでも大丈夫。休憩時間はあなたが調整してよい時間です。自分が苦しくない方法を選びましょう。

 

人から離れて過ごしているとこんな心配をする人がいます。「協調性がない感じが悪い人と思われるのではないか」→もしあなたの周囲に同じ悩みを抱えている人がいたら「気にせずゆっくり休憩してきて下さい」きっとそう言えるはず。自分の考え≠人の感じ方ではないから大丈夫です。あなたは誰よりも相手の辛さを汲み取ることができる心優しい人であることを忘れないで下さいね。

 

苦しい中に身を置き続けると益々人と関わることは苦しくなります。苦しい自分には自分で安心の道をつくってあげればよかとです。自分に安心の道をつくってあげられるのは自分自身です。

 

私たちと一緒にサポートルームで子どもの応援をしてくれているBさんは人と関わることが苦しくなった時、狼の被り物をしているイメージで過ごされてます。「私は自立した大人の女性」人と群れずに過ごせるあなたは心が成熟している証です。人と一緒にいるのに疲れた時はともに一匹狼を目指して日々過ごしている仲間がいることを思い出して下さいね。

 

必要以上に人間関係で心をすり減らしてしまうとあなたの大切な時に大切な人にあなたの大事な力を注げなくなります。あなたにしかない大切な力を大切な時に大切な人に注げるように‥。自分の過ごし方を調整できるのは自分だけです。自分を大切にすることが大切な人のピンチの時のエネルギーを生み出します。